京都:山城地方のニュースをお伝えします

洛タイ:イベントガイド
2017年 9月 30日
RAKUNAN TIMES

150年前にタイムスリップ
宇治市歴史資料館
太閤堤、巨椋池も鮮明に


 宇治市歴史資料館=折居台、西澤久美子館長=で、9月30日から明治時代の風景や風俗にスポットを当てた特別展「写真展 よみがえる明治の日本」が開幕する。現存する国内最大の石塔として知られる宇治川中州・府立宇治公園(塔の島)の十三重石塔(高さ約15b、重文)の再興を記念した明治41年(1908)の「浮島宝塔 開眼式記念」の写真など、ふるさと宇治の原風景を貴重な写真で紹介している。

 日本で撮影された現存最古の写真は嘉永6年(1853)ペリー提督率いる黒船の来航に際して同行した写真師によるもの。
 日本の名所、景勝地や社寺の風景、我が国独特の風俗を収めた写真は外国人旅行者への土産品として制作され、写真帖や絵はがきの登場で広く普及した。
 特別展では今年が明治150年に当たることをふまえ、宇治や京都をはじめ全国各地の風景・風俗を写真館で撮影されたポートレイト(肖像写真)、写真帖、絵はがき、ステレオグラム(立体視用写真)など総点数329点(原物資料104点、写真パネル225点)で紹介した。
 ふるさと宇治・南山城の原風景では絵はがきに登場する宇治橋(明治39年以前の橋、同年架橋の新橋)、宇治茶摘み風俗、宇治茶摘みと浮島宝塔の遠望、宇治万碧楼の眺望、黄檗山万福寺などの懐かしい風景、風俗を紹介。
 明治の日本人では明治7年(1874)ごろ写真館で撮影したガラス乾板の肖像、親子や年頃の娘を撮った写真、明治34年(1907)の菟道小学校白川分校入学記念などを紹介。
 向島から槇島方面を望む桃山御陵からの写真では太閤堤や干拓前の巨椋池の姿が確認でき、ユニチカ宇治工場が建設される前の中宇治から槇島、小倉方面の一面茶園や田畑が広がる風景が往時の姿を伝えている。
 特別展は11月19日(日)まで。開館時間は午前9時〜午後5時。入館料は200円、中学生以下無料。市内在住の70歳以上、障害者手帳などのある人は無料。月曜休館(10月9日は開館)。【岡本幸一】



山城エリアガイド
企業&商店情報



洛南タイムス
購読申し込み
会社概要
広告案内
洛タイ福祉事業団
サイトの著作権



イベントガイドのトップへ


copyright©洛南タイムス社
京都府宇治市宇治壱番26
TEL 0774-22-4109 FAX 0774-20-1417

※このサイトに掲載する記事や写真、その他のデータの著作権は、洛南タイムス社
またはその情報提供者に属します。無断転載を禁止します。