京都:山城地方のニュースをお伝えします

洛タイ:イベントガイド
2018年 4月 21日
RAKUNAN TIMES

徳川家康、伊能忠敬も登場
城陽市歴史民俗資料館
「春の資料紹介」10体パネル展示


 「まち全体を博物館に」という「エコミュージアム」構想を打ち出している城陽市は昨年、事業推進の一環として、「地域資源キャラクターデザイン20体」を、京都芸術デザイン専門学校コミックイラストコースの学生10人に依頼して完成させた。この内10体は昨年4月にパネル化し、すでにゆかりの遺跡など現地に展示されている。残りの10体がこのほど出来上がり、4月21日からスタート(〜6月24日)する文化パルク城陽内歴史民俗資料館の「春の資料紹介」に合わせ、ギャラリー展示される。

 エコミュージアムは、市内一円の歴史や自然、文化、産業などあらゆる地域資源を生かし、市全体を博物館のように活用して地域の活性化を目指す取り組み。行政は専門家の依頼や施設整備、資金を提供、住民は知識と能力を持ち寄り、協働して進める事業。
 市はまちづくりの総合戦略で「エコミュージアムの開設」を掲げており、2015年度から取り組み、これまで地域資源の掘り起こしや事業手法の調査、研修会などを通して聞きなれない「エコミュージアム」への認識を深めてきた。
 そうした流れの中で、エコミュージアムの周知を図ることを目的に、遺跡に絡んだ人物や歴史上の人物、特産品に絡んだ20人を「地域資源キャラクター」として認定してデザイン化を図り、さらに作品をアルミ複合板にプリント仕上げしてパネル化、それぞれゆかりの地に、掲示してきた。
 今回、完成したパネルは◆「仏像を彫る快慶と弟子の行快」(極楽寺の阿弥陀如来立像)◆「伊賀越えをする徳川家康」(伊賀越え)◆「砲術訓練を眺める淀藩藩主」(富野村)◆「測量をする伊能忠敬」(長池宿)◆「おかげ踊りを踊る人」(水度神社おかげ踊図絵馬)◆「おかげ踊りの三味線を弾く人」(同)◆「寺田いもを食べる嶋利兵衛」(寺田いも)◆「てん茶の摘み子さん」(てん茶)◆「抹茶を点てる人」(同)ーのキャラクター10体(パネル8枚分)。展示終了後の6月下旬ごろには、それぞれ関連施設で見学者向けに展示される。
 また、昨年10月に作成された「地域資源キャラクターカード17種」の内、期間中の入館者に3種(久津川古墳群・芭蕉塚古墳・丸塚古墳)のカードをランダムに配布する。さらに、地域資源キャラクターの人気投票も同時に開催する。
 特別展示室で開催される「春の資料紹介」は、「古墳のできるまで2018」+「久津川車塚古墳発掘調査速報展」がテーマ。古墳時代と言われる3世紀後半から6世紀頃にかけて日本全国で、地域の首長は、その強大な権力の象徴として巨大な古墳を築造させた。宇治市南部から城陽市北部にかけての丘陵地には同時代、100基以上から成る「久津川古墳群」が形成された。その中の中心で、全長272bもある大型前方後円墳の「久津川車塚古墳」が、完成する様子を知ることができる立体模型をはじめ、2017年度発掘調査の成果が紹介される。
 関連事業として、4月21日(土)には@「縄ない・糸つむぎ」(ちょこっと体験)が、翌22日(日)、5月26日(土)、6月24日(日)の3日間は人気シリーズ「勾玉をつくろう」が、いずれも午後1時半から資料館工作室で開かれる。事前申し込みは不要で、@は無料だが、Aは材料費として大人200円、小中学生100円が必要。
 大型連休中の事業として「考古学教室」を連続開催する。4月29日(日)は「勾玉をつくろう!&銅鏡をつくろう!」。小学生以上を対象に、勾玉は定員15人で大人200円、小中学生100円、銅鏡は定員10人で大人700円、小中学生600円。「銅釧(古代の腕輪)をつくろう!&和同開珎をつくろう!」は、4月30日(月・祝)、5月3日(木・祝)の2日間。銅釧は定員10人で大人700円、小中学生600円、和同開珎は18人までの定員で大人200人、小中学生100円。時間はいずれも午後1時半〜4時。参加したい人は当日午後1時以降に行けばいい(先着順)。【藤本博】



山城エリアガイド
企業&商店情報



洛南タイムス
購読申し込み
会社概要
広告案内
洛タイ福祉事業団
サイトの著作権



イベントガイドのトップへ


copyright©洛南タイムス社
京都府宇治市宇治壱番26
TEL 0774-22-4109 FAX 0774-20-1417

※このサイトに掲載する記事や写真、その他のデータの著作権は、洛南タイムス社
またはその情報提供者に属します。無断転載を禁止します。