京都:山城地方のニュースをお伝えします

2017年 4月 20日

TODAY NEWS

これが話題の移動式茶室
山城eco木材供給協議会

お茶の京都博での利用をPR



 山城産木材の安定供給などを通して地域社会に貢献する「山城eco木材供給協議会」(水山芳之会長)が移動式組立茶室を19日、府山城広域振興局(宇治市)で展示した。
 同協議会は山城産木材の利用拡大や供給体制の整備、普及啓発などを目的に14年9月に発足した。正会員である20の木材加工事業体と2つの木材組合(城南木材製材組合、綴喜木材組合)のほか、各市町の森林組合が準会員、市町村などが協力会員となっている。事務局は府山城広域振興局。
 1本の原木から製品(構造用材や化粧材、下地材)及び家具の製造を行ったり、木材の辺材の有効利用として割り箸の製造を行ったりすることによって、環境にやさしい木材の有効利用をしている。そのほか、山城地域での雇用も含めた地域創生を目指した運動に力を入れている。
 移動式組立茶室の展示では、実際に組み立てられた状態で公開。前年度の年間計画では既に活用しており、宇治市環境フェスタ、宇治田原ふるさと祭、京田辺市市民文化祭など、地域のイベントでその活躍を見せた。今後は個人や民間企業に対してもレンタルおよび販売を行う。4畳半、3畳、2畳の3タイプが用意されており、購入価格は1基につき、4畳半タイプが64万8000円、3畳タイプが54万、2畳タイプが43万2000円。レンタル価格は4畳半タイプが17万2800円、3畳タイプが15万1200円、2畳タイプが12万で、別途運搬や組立などの諸経費が必要になる。1回につき2泊3日。3日を超えてレンタルする場合は1日につき3240円が必要となる。
 組立や解体にかかる所要時間は約1時間。3〜4人で行う。釘やビスは一切使われておらず、工具なしで簡単に施工が可能となっている。各種イベントで有効利用ができる移動式茶室だが、茶室以外でもさまざまな利用用途に期待できそうだ。
 購入およびレンタルに関してのお問い合わせは、府山城広域振興局農林商工部森づくり推進室(21―3450、メールy-iwata27@pref.kyoto.lg.jp)まで。

■第3回総会、特別講演も

 展示会の後は第3回総会を亀石楼(宇治紅斉)で開き、新年度事業計画や予算案などを承認した。
 水山会長が「移動式の茶室を展示出来たのは喜ばしいこと。今年は『お茶の京都博』の年でもあるため、ぜひ活用していきたい。これからも山城産の木材を利用し発展できるよう願っている」とあいさつした。
 府山城広域振興局の岡本圭司局長は「大きな成果をあげている協議会には敬意を申し上げる。移動式茶室について、これほど素晴らしい物ができたことに驚いている。府内産木材を発信していくために、これからも多くのイベントで活用していってほしい」と述べた。
 総会の後には特別記念講演会を開催。講師に小山茂樹さん(宇治商工会議所副会頭、宇治茶伝道師)を招き「お茶文化と山城地方」と題して講演。引き続き、講師に奥田辰雄さん(木四郎建築設計室)を招き「木造建築物の耐火・耐震について」と題し講演した。【鹿野達郎】
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