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2018年7月7日

TODAY NEWS

交通空白地の解消で大臣表彰
宇治市のりあい交通事業

明星町、西小倉自治連合会の3者



 地域公共交通の確保・維持に積極的に取り組み、顕著な功績のあった団体を表彰する今年度の地域公共交通優良団体大臣表彰で、「のりあい交通事業」を実施している宇治市が国土交通大臣表彰を受けることになった。
 受賞するのは宇治市地域公共交通会議、明星町自治会、西小倉自治連合会の3者。大臣表彰は全国で5団体。近畿では淡路市と宇治市の2団体。表彰式は12日に国土交通省(東京都千代田区)で開く。
 宇治市は赤字バス路線廃止による代替交通の支援制度として「のりあい交通事業」を導入している。事業は路線廃止で空白地帯を迎える地域住民と市、交通事業者の3者が協定し、地域ニーズに応じた交通形態やダイヤなどを検討し、効率的なバス(タクシー)運行をめざす制度。
 赤字分を市とバス利用する地域が規定の割合に応じて負担し、赤字が経費の半分を占める場合(収益率50%)は市と地域が赤字分を半分ずつ負担。地域の努力で赤字が減れば市の補助割合が増え、その分、地域負担が軽くなる仕組みだ。
 住民の主体的な参画で「のりあい交通」導入を実現し、利用促進をめざした協定に基づいた運行で交通空白地域の解消を目的に、地域交通を維持している取り組みが高い評価を受けた。
 明星町(約840世帯)では実証運行を踏まえ15年度から本格運行し、午前6時〜午後7時台まで一日12本(明星町3丁目〜JR宇治・宇治文化センター、運賃片道220円)でバス運行。地元負担の目安となる収支率は70%の実績を上げている。
 西小倉自治連合会(約6600世帯)では昨年10月から週2日(火曜・金曜)、1日4往復、年間90日間―という条件で専用タクシーを近鉄小倉駅〜砂田〜蓮池宇治郵便局前〜JR宇治駅北口〜市役所〜文化センター前を運行路線とするルートを策定。
 事業者の加茂タクシーが1回の利用料金300円(小人150円)=会員外は500円(同時250円)=とする運賃で試験運行を開始。7月からは新たに会員限定フリーパス(千円、乗り放題)を導入し、現行の週2日(火曜・金曜)「1日8便(4往復)」を「1日13便」に増便し、伸び悩んでいる利用率のアップを目指している。【岡本幸一】
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