京都:山城地方のニュースをお伝えします

2018年8月10日

TODAY NEWS

聖地でいきなり「医師会長賞」
ひょっとこ踊り城陽会

観光客7万5千人の前で踊る



 ひょっとこ踊りの“聖地”と言われる宮崎県日向市で8月3日、4日の2日間開催された第35回「日向ひょっとこ夏祭り」には、全国から7万5千人の観光客が訪れた。まちのメイン通りを、全国から訪れたひょっとこ踊りのグループが、踊りながら練り歩くパレードを見るためだ。何とこの晴れ舞台で、城陽市から初参加した「ひょっとこ踊り城陽会」(伊保弘一会長・会員25人)が、いきなり4位相当の医師会長賞を受賞、個人賞も受賞するという快挙を遂げた。

 国も地方も不祥事続きで世相は暗く、原発、地震、津波、風水害と自然災害の絶えない時代相。せめて、地域で明るい話題を提供できないか。そんな思いを込めて2016年5月、伊保会長の呼び掛けで市民8人が集まり、結成されたのが城陽会。何のツテも、アテもなく、ネットの映像を見ながら踊り方から衣装、太鼓、鉦(かね)、笛などをそろえていった。
 発足2ヵ月後に文化パルク城陽で開かれた「パル祭」が初舞台。その後花火大会や産業まつりなど、人の集まるところに出掛けては踊りを披露。すると、口コミで「滅茶苦茶おもろいで」と評判が広がり、あちこちから「うちにも来て」と声が掛り、その活動範囲は大阪府や滋賀県にまで拡大。今年は、11月3日までスケジュールが舞い込んでいる。
 誰からともなく、有名な日向ひょっとこ夏祭りへ見物に行こう、との話が出て、「ついでに踊ろうか」「それなら個人戦も出たら」とエスカレート。参加を募ったところ12人が手を挙げた。パレードは、116チームの2216人が2時間半をかけて、メインストリートを練り歩くもの。この間に、3ヵ所の審査会場が設けられていた。九州の各県をはじめ、広島、大阪、北海道からも参加。京都からは城陽会のみだった。
 伊保さんらは、コンクールのことは全く視野になく、ただただ聖地で踊れる喜びに心浮き浮き、ワクワク気分で思いっきりのパフォーマンスを繰り広げた。お得意の鼻くそをほじくったり、腰を妖しげに動かす仕草が観客に受けたのに大感激した。踊り終え、くたくたのメンバーは、入賞チームのアナウンスで「ひょっとこ踊り城陽会」の名前を聞きびっくり仰天、歓声を上げ飛び上って喜び合ったという。さらに個人の部でも、団体職員有田里美さん(55)が、予選参加30人中5人のファイナルリストに残る快挙も。
 現地では、城陽市からやって来たということで注目され、伊保会長がインタビューを受ける場面もあった。伊保会長は「今まで我流でやってきましたが、本場の踊りを見ることができて良かったです。これからは、基本を踏まえ、よりパワーアップして踊りを披露していきたい」と満面の笑み。
 楽しさの輪を広げるため、会員数をもっともっと増やしていきたいという。必要経費は入会金、年会費、衣装代各千円。ただし、小中学生は入会金ゼロ、年会費500円、衣装代千円。問い合わせ、申し込みは伊保石匠社(?53・7709)へ。【藤本博】
読者コーナー
投 書 箱
プレゼントコーナー


山城エリアガイド

企業&商店情報


洛南タイムス
購読申し込み
広告案内
会社概要
洛タイ福祉事業団
サイトの著作権





洛タイトップページ


copyright©洛南タイムス社
京都府宇治市宇治壱番26
TEL 0774-22-4109
FAX 0774-20-1417

※このサイトに掲載する記事や写真、その他のデータの著作権は、洛南タイムス社
またはその情報提供者に属します。無断転載を禁止します。