洛タイ投書箱



宇治田原町の新庁舎建設について
2017年 6月 23日


◆…私は、これまでの議会の傍聴や説明会へ参加して感じたことを意見させていただきます。

●建設予定地の決定経過について
 「建設予定地ありきの議論」や「住民に対して説明責任を果たせていない」、「住民の意見を聞いていない」と共産党議員やこれまでの投書で幾度となく目にしてきた言葉ですが、建設予定地決定にあたっては町議会や庁舎建設委員会からも早く町が建設予定地を示すべきであると意見されていたように記憶しています。
 こうした状況の中で、平成28年3月に議決された「第5次まちづくり総合計画」策定時に審議会委員の意見や庁舎建設委員会からの意見具申、議会からの提言を尊重し、土地利用計画の中で「シビック交流拠点」を設定し、そのエリアの中に新庁舎建設を行うとされたところです。
 要するに、この時点で概ねの建設エリアを議会や住民が了承したこととなります。
 その上で、昨年9月に建設エリア内の今の建設予定地を庁舎建設委員会や町議会に報告し、了承されたものであり決定経過としては特におかしな点はないと言えます。

●説明会の内容について
 説明会の内容や質疑に対する町の回答も参加者が不安に思われている埋立地での安全性について、データを用いながら説明されており心配を払しょくできるものでありました。ただ、新庁舎までのアクセスについての具体的な運行経路などの説明が今後の検討事項とされたため、少し不安が残った感はあったように思います。
 それよりも、説明会の冒頭で参加者がビデオ撮影や録音されることに対して了承願いたいといった問いかけがあったほか、発言は建設的なものでなく反対がための意見といったものも多くあり異様な雰囲気であったことを覚えています。

●宇治田原民報の記事について
@ 住民が知らない間にどんどん進んで行く、住民の意見も聞かず、住民が知らない間に庁舎の建設場所が決定している、「これが西谷町長のやり方か」との記事がありますが、問い合わせ先に書かれた2議員は議会での町からの説明や質疑に対する回答を住民代表の議員としてどのように支援者の方々に説明されたのでしょうか。議会で審議された内容のうち自分たちに都合の悪いことについては、説明されていないのではないでしょうか。
A 1月28日発行の宇治田原民報に「日本共産党は、私たちの一番身近なくらしに直結する町長選挙でも、候補者を擁立し、皆さんの期待に応えようと、最後まで全力を挙げてきましたが、今回は残念ながら擁立に至りませんでした。大きな期待を寄せていただいたみなさんに、心からお詫びいたします。町が今回発表した新庁舎の建設場所については白紙撤回させると共に、……」との記事がありました。
 宇治田原民報の発行や「新庁舎を考えるつどい」の開催についても、平成28年12月から本年1月に集中しており、町長選挙をにらんだ政治的な活動で、その後も新庁舎建設を政治的に利用するがための行いとしか考えられないと感じますがいかがでしょうか?

●6月15日の常任委員会を傍聴して
 委員会に付託されていた「新庁舎建設予定地に関する請願書」を見て驚きました。3月議会で否決された意見書の内容と同じ請願項目であり、紹介議員は請願者に対して経過説明されたのか疑問に感じました。実際に委員会では、紹介議員に対して質問がなされましたが何一つとして請願に対して納得のできる回答はありませんでした。これは、議会軽視にならないのでしょうか。

◆…以上を踏まえた私の意見ですが、新庁舎建設地については様々な議論を経て決定されてきている訳であり、これを現実のものとして受け止め、「悪あがき」は、もうやめましょう。それよりもどのような庁舎にするのか中味のある議論をするべきです。私たち住民にとってのシンボルとなり、利便性の高い、防災上も安心できる、町の中心拠点をより良いものとするためみんなで考えていくべきであると思うところです。
(新庁舎建設を早期に願う住民より=紙上匿名希望=)

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