児童会が中心になり作成

梅雨のシーズンに入り、雨の日も安全に過ごせるようにと、宇治市立御蔵山小学校(川井利彦校長、884人)の児童会本部役員(足立和奏会長、10人)はこのほど、室内遊びで利用できる「御蔵山かるた」を作成した。児童や教職員も一緒になって言葉や絵を考えたところ、素敵なかるたが出来上がった。【鹿野達郎】

同校では、よい学校になるようにと、今年度から児童たちがすすんでアイデアを出し合う取り組みを始めた。また、他の委員会とも協力しながら役割を分担している。
各クラスの代表(学級委員)が集まる代表委員会で、全校から課題を出し合った際、「雨の日、廊下を走っていて危ない。室内遊びを何か考えたい」という意見がでた。
それを受けた児童会は本部役員会を開き、「雨の日も安全に過ごせるようにかるたを作ろう」とアイデアがまとまり、御蔵山小の自慢をかるたにしようと考えた。
発案したのは児童会役員で5年生の濱﨑侑里さん(10)で「御蔵山小学校のいいところが知れるので楽しい」と提案したそうだ。
代表委員会を開き、各学級で1文字から2文字の言葉と絵を考えるよう依頼。低学年は1文字で、それ以外の高学年や児童会本部役員は2文字を担当。教職員にも依頼があり、難しい「を」と「ん」を担当した。
こうして、29クラスの全校児童と教職員が一体となって自慢のかるたが出来上がった。各学級から集められた言葉と絵は印刷して18日に各学級に配布、それぞれのクラスで着色や裁断をして作成にあたっている。
児童会長で6年生の足立さん(11)は「各クラスでは学級委員が呼び掛けを行って、協力する児童が手を挙げて作成にあたった」と語った。
掲示板に展示するため、本部役員も1セット作成。29日に行われた本部役員会では、指導者の松尾琴音教諭や島田めぐ教諭も見守る中、完成品を確認し、実際に遊べるかも試した。
オリジナルかるたは、御蔵山小学校独特のいいところがたくさん綴られている。「ふ」は「ふくかぜのきもちよさでえがおになる」で、高台にそびえ立つ同校ならではの表現。「お」は「おおきくつよくのびてゆくおくらやまっこ」で、校歌に出てくる歌詞からとった。
児童会が作成した言葉は「わ」の「わくわくえがおのおくらやま」と「あ」の「あかるいあいさつひびかせよう」の2つで、役員たちの願いが込められている。
役員たちは、自慢のかるたを目の前にして、心浮き立つ表情を見せた。かるたは、各クラスで完成でき次第、雨の日などに活用していく。