宇治鳳凰大学同窓会の講演会で山城の民話を紹介する「かわせみ」の面々

池谷准教授を迎え講演会

宇治鳳凰大学同窓会(泉田章一会長)主催の講演会が1日、宇治市生涯学習センター(宇治琵琶)で開かれた。京都大学iPS細胞研究所の池谷真(いけや・まこと)准教授(理学博士)が「iPS細胞を使った難病研究の現在と将来」と題して講演した。
鳳凰大学同窓会は中央公民館の高齢者講座「宇治鳳凰大学」の受講者有志が集い06年に発足。講演会やハイキング、親睦旅行などを通して会員相互の交流を深めており、抒情歌クラブ、なつメロサークル、ダンスを楽しむ会などのクラブ活動も展開している。
池谷さん(45)は槇島町生まれで、槇島小の卒業生。洛南高校から京都大学理学部に進み、京都大学大学院理学研究科博士課程(前期・後期)を修了。臨床応用研究部門の主任研究者として再生医療の実現につながるiPS細胞を開発してノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥iPS細胞研究所長の下で研究を続けている。
父親は南宇治地区コミュニティ推進協議会会長の池谷宏さん。
講演では、iPS細胞を用いた難治性骨軟骨疾患の病態解明や治療に向けた創薬研究の現状、今後の研究課題などについてひも解き、今後数年から10数年の間に臨床へと展開することが期待されると述べた。
第2部では中央図書館ボランティアサークルの宇治民話の語り部「かわせみ」(田村幸江代表、12人)が「山城の民話を語る」のテーマで弥陀次郎、橋姫など地元にまつわる民話を紹介した。【岡本幸一】