蓮酒を楽しむ来場者

健康・長寿に効あり

西国十番札所の三室戸寺で「蓮酒を楽しむ会」が13日に開かれ、ハスの葉に注いだ日本酒を茎から飲む風流な味わいを楽しんだ。
蓮酒は中国起源の行事で、ほろ苦い茎の樹液と酒が混ざり合った味が健康・長寿に効ありと伝えられている。茎を持って飲む様子が、象の鼻が伸びた姿に見えることから「象鼻杯(ぞうびはい)」として親しまれ、同寺ではこの時期の恒例行事となっている。
この日は強い日差しの中、参道の坂を上って本堂前へ来場した人たちが、汗を拭いながら蓮酒を楽しんでいた。
本堂前の蓮園は、斑八重の珍しい「大洒錦」など100種類250鉢のハスがある。今年は例年より早く咲き始め、今が見ごろ。三重塔を背に咲く花々は優雅な姿を見せており、多くの人がカメラを向け写真に収めていた。【冨田太郎】

■早朝開園で観蓮会
宇治市植物公園であすまで

宇治市植物公園で、きょう14日(土)、15日(日)に花蓮観賞のための早朝開園「観蓮会」(午前7時~9時)が開かれる。
観蓮会は同公園で栽培している巨椋池の花蓮(約60種)を含む約100種類の花蓮を紹介する夏場の風物詩。修景池では園芸技師が蓮の歴史やその種類、花の寿命、蓮の葉に酒を注いで飲む象鼻杯のいわれなどを紹介。
蓮の葉のお茶と花のお茶を用意した蓮茶の試飲や象鼻杯(先着50人。日本酒100円、ミネラルウォーター・炭酸水50円 ※マイカー来園者はミネラルウォーターのみ)接待のほか、14日はJA京都やましろ宇治市支部よりレンコンを使った焼き菓子、蓮の実の甘納豆の試食もある。
蓮のポット苗プレゼント(14日、15日午前9時から。抽選で各日3人)、蓮の花プレゼント(15日午前9時から。抽選で10人)もある。