54施設で既存不適格/宇治市 ブロック塀
宇治保育所のブロック塀の亀裂。子どもが近づかないよう手前にテープが張ってある(8月7日撮影)

保育所等、きょう対応着手

宇治市は7日、54公共施設で既存不適格のブロック塀があったことを、同日行われた市議会総務常任委員会(鳥居進委員長)に報告・説明した。市はこのうち3保育所と道路に面するブロック塀(9施設)については、既決予算を使いきょう8日から対応に着手するとした。【奥井凜】

報告されたのは、既にブロック塀の撤去作業が進んでいる幼稚園と小・中学校を除いた、全公共施設の点検結果のまとめ。
建築時は適法だったがその後の法令改正などによって現行基準不適合(既存不適格)となっているブロック塀が、54施設であった。最も多かったのは集会所で、28施設。次いで公園の、11施設だった。
内容では、高さ2・2㍍超えが11施設。そのうち最も多かったのは、集会所の6施設だった。
同じく、塀を支える控え壁の間隔が3・4㍍を超えていた施設が、15あった(うち2保育所)。施設分類で最も多かったのは集会所と公園で、どちらも5施設だった。
また、法令の基準とは関係なく目視で傾きやひび割れ・劣化を点検した結果、「有り」と判断された施設は28あった(うち2保育所)。これに関して濱岡洋史危機管理監は「ただちに危険ではないものも含まれる」としている。
既存不適格54施設のうち、道路に面するブロック塀は10施設あった。
市は、3保育所(西小倉・宇治・木幡)と、道路に面するブロック塀(下記施設)については、既決予算を使い、きょう8日から対応に着手する。一般的には撤去した上でフェンスを建てるが、現場の状況に応じ、どのような方法がふさわしいか、施工業者らと調整に入る。それ以外の39施設については今後検討するとしている。
【道路に面するブロック塀に既存不適格があった施設】
▽西小倉保育所▽西岡屋会館▽西小倉集会所▽三室戸集会所▽新半白集会所▽大開集会所▽平尾台西集会所▽菟道ふれあいセンター▽伊勢田ふれあいセンター▽西消防署