武人画「伊達政宗」を披露/こうじょう雅之さん
力強いタッチで仕上げた「独眼竜 伊達政宗」

水墨画の手法で戦国時代の武人を描く「武人画師」こうじょう雅之さん(40)=宇治市大久保町=のライブアートが18日、宇治市役所1階の市民交流ロビーで開かれた。ダイナミックで力強い筆遣いに、訪れた観客が心を奪われた。
市が初めて取り組んだクラウドファンディング型ふるさと納税「宇治橋通り商店街ビアガーデン化計画」の返礼品のひとつ「宇治市観光大使・武人画師こうじょう雅之さん・出張ライブアート権」を利用したもの。各金融機関の役員などで構成する宇治金融懇談会(西村毅代表)が寄付をして実現、宇治市と共催で開催した。
こうじょうさんは戦国時代・三国志などの歴戦の武人を、枠にとらわれず表現するのが特徴。中でもスター・ウォーズオフィシャル武人画「星間大戦絵巻シリーズ」の反響は大きく、ネットやニュースで大きく取り上げられている。今年4月に宇治市観光大使に就任した。
この日、会場には多くの観客が詰めかけ、西村代表が「地域に貢献することができないかと計画していたところ、今回の企画になった」と挨拶した。
こうじょうさんが舞台に上がり、裸足になると、優雅でモダンな音楽が会場を包み、筆を手にして魂を込めた。2本の筆や霧吹きを持ち替え、縦180㌢、横120㌢の大きなキャンバスに描かれていく武人。力強くも、どこか繊細なタッチで観客を魅了した。
みるみるうちにアートは完成していき、躍動感あふれる独眼竜「伊達政宗」が仕上がると、会場からは盛大な拍手が贈られた。終了後は観客の声に応え、写真撮影やサインに応じていた。
こうじょうさんはキャンバスを前に、描きながら対象となる人物を決めていくという。作品を仕上げ「地元に向けたイベントのため、披露するというより、感謝の気持ちを込めて描かせていただいた」と語った。