明るい未来へ 還暦祝い/井手町
250人が集った60周年記念式典

井手町井手の町立泉ヶ丘中学校で11日、旧井手町と多賀村の合併60周年記念式典が行われた。来賓や住民らが〝まちの還暦〟を祝い、「まだまだ元気」にとどまらず、「今後さらなる発展を」と100周年に向け弾みをつけた。
式典には、来賓の西脇隆俊府知事や府議をはじめ、近隣市町村長、町議から住民ら約250人が出席した。
汐見明男町長が、1958(昭和33)年合併当時の町の状況や数々の水害から復興に向けた努力、最近の発展の様子などを語り、「さまざまな取り組みができるのも、先人たちがこよなく愛された町の自然や伝統、文化のため、幾多の困難を乗り越えてこられたからと実感している。住民の皆さまと共に、70年、100年と明るい未来に向けて進んでまいりたい」と式辞を述べた。
岡田久雄議長の挨拶に続いて、これまでの町づくりにさまざまな角度から貢献してきた住民69人と26団体に、汐見町長から表彰状や感謝状が贈られた。
来賓を代表して西脇知事、村田正治府議会議長が祝辞を述べ、このうち西脇知事は「京都と奈良の中間地点にあり、交通の要所として発展してこられた。新名神高速道路の開発や宇治木津線の都市計画決定手続きなどポテンシャルの高い地域。インフラ整備を生かしてまちづくりを進めていただきたい」と語った。
式典ではこの他、同町を舞台に撮影し、全国ロードショーされた地域映画「神さまの轍(わだち)」の作道雄監督が制作した合併記念動画も流された。約8分間の映像の中では、万灯呂山展望台や大正池グリーンパーク、今年12月に新駅舎が完成する玉水駅や大型商業施設の進出などが紹介され、歌人たちを魅了してやまなかった景色を残しつつ、新しい景色を描くまちの様子が伝えられた。