豪州の友と世界の絆/久御山中
歓迎レセプションで信貴町長とW.H.Sの生徒が笑顔で握手

久御山中学校(南亮司校長)と学校間交流を続けているオーストラリアのワーウィック・ステート・ハイスクール(W.H.S)の生徒たちが12日、久御山町役場などを訪れ、歓迎を受けた。一行は同校生徒宅にホームステイしながら異文化を体験し、17日まで滞在する。
久御山中に赴任したALT(英語指導助手)がワーウィック市出身だった縁から、両校は1993年から交互に生徒を派遣し、国際親善を深めている。95年に姉妹校提携して相互訪問で友好の輪を広げ、住民間の交流に発展。この事業をきっかけに英語教諭になった久御山中卒業生もいるという。
今回訪れたのは日本の中高生年代に当たる15、16歳の生徒15人と教員2人。11日夜に来日した。
役場で開かれた歓迎レセプションでは、生徒たちが信貴康孝町長や中村繁男副町長、戸川和子町議会議長、町内の教育関係者らと歓談した。「新しい経験が楽しみ」「日本の文化を体験したい」などと一人ひとり日本語で自己紹介し、信貴町長と握手を交わした。
信貴町長は「久御山中の生徒や住民と仲良くなり、楽しい思い出を」と挨拶。W.H.Sの教諭らは「文化の違いを学び、世界を一つに結ぶ絆を見つけたい」と期待した。

給食を囲んで交流するW.H.Sと久御山中の生徒たち

生徒たちは久御山中での歓迎式典にも出席し、南校長から「私たちの学校生活と日本の食べ物、文化を楽しみ、良い思い出をつくってください」と歓迎を受けた。ホストファミリーの生徒がいるクラスで一緒に給食を食べ、笑顔で交流を深めた。
ベ・アイザックくん(16)のホストファミリー、井阪凪紗さん(1年)は「英語をスムーズにしゃべれるよう、(週末に)一緒にどこか行く時も案内したい」と話した。
W.H.Sの一行はこの日、久御山高校でも生徒と交流した。13日は、国登録有形文化財の旧山田家住宅で町教委主催の文化体験などに参加する。