純白「淀大根」出荷ピーク/久御山町
洗い場で石垣のように積み上げられた純白の淀大根

久御山町特産の京の伝統野菜「淀大根」の出荷作業が最盛期を迎えている。今年は台風に見舞われたが、順調に生長。東一口の野菜洗い場では早朝、水洗いを終えて石垣のように積み上げられた純白の実が冬の陽光に輝く。
同町では戦後、早場米の終了後に淀大根の栽培が始まった。粘土質に恵まれた土質の良さも相まって、煮崩れしにくく、豊かな甘味とまろやかな味わいの良品質が毎年収穫される。
東一口地区では、淀大根出荷組合の組合員らが早朝から丸大根の実を水洗いする。
組合員の内田裕夫さん(67)は8月下旬に種まきをした。台風で葉が風に揺られて根の生長に影響したが、11、12月の温かさや適度な雨で大きな実に育ったという。妻・洋子さん(58)と1個当たり5㌔になるものも含めて約250個を積み上げ、京都や大阪、首都圏に出荷する。
作業は来年3月まで続く見込み。内田さんは「とろけるような感触。煮物や生でも、何でも良い」と話す。フライもお薦めという。