太陽が丘に健康遊具を/立命館宇治高で「出前高校生議会」
出前高校生議会で府議会の仕組みを説明する山口副議長ら

京都府議が高校に出向いて生徒と意見交換する「出前高校生議会」が7日、立命館宇治高校(チャールズ・フォックス校長)=宇治市広野町=で開かれ、若い世代のまちおこし提案に、参加した7府議が真摯に回答した。
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを踏まえ、高校生を中心とする若い世代に府議会を身近に感じてもらう取り組み。今年度スタートし、希望した11校中9校目。本紙エリア内の地元校では、府立東宇治高に続き2校目となる。
基本的に、府議会側は議長または副議長と各会派代表議員5人、広報広聴会議委員1人で対応。立宇治高には、山口勝副議長と自民(田中英夫・瀧脇正明両府議)、共産(馬場紘平府議)、府民クラブ(北川剛司府議)、公明(諸岡美津府議)、広報広聴会議(園崎弘道座長)が来校した。
新学期の始業式前日にもかかわらず、会場には、社会科委員会の呼び掛けに応じて1~3年までの20人が集まった。
まず、選挙権年齢(18歳)に達している3年生を中心に、300人近くから聞き取った校内アンケートで、今年4月に「府議選がある」と知っていた生徒は37%、知らなかった生徒は63%…と、やや府議には残念な数値が発表された。
政党支持率は自民34%、公明5%、立憲民主4%、共産2%など。やはり最多は「支持政党なし」で48%だった。
これに司会進行を務めた園崎府議は「出前高校生議会」を前に、アンケート調査までしていただいたのは、立命館宇治高が初めて…と、主権者教育に対する意識の高さに敬意を表した。
山口副議長が府議会の仕組みなどを説明した後、生徒らは「太陽が丘に健康遊具を設置し、利用者の年齢幅を増やす」「2019ラグビーW杯にちなんで京都・宇治にラグビーチームを作り、広島カープの赤のように、スタジアムを抹茶色に染める」と、まちおこし策を提案した。
これに府議らは「亀岡に京都スタジアムを建設中なので、太陽が丘内にスタジアムを造るのは難しいが(任天堂にちなんだ)『ニンテンドーム』のネーミングライツ(命名権)は良い。今や地域活性に民間活力は欠かせない」と、大いに参考にすることを伝えた。
最後には、愛媛県新居浜市選管のものを参考に、府議会が独自にアレンジした「まちづくりゲーム」を初実施。福祉・道路整備・観光の主要3施策の中から「今年度にやる事業」を一つに絞り、その理由を述べ合うことで生徒らが府政参画の意識を高めた。