しめ飾りで厄除け祈願/宇治田原町禅定寺地区
わらを編み込んでいく男衆

大蛇に見立てたしめ縄を飾って、集落の厄除けを願う伝統行事、神縄座(かんじょうざ)が12日、宇治田原町の禅定寺地区で営まれた。集落の入り口に大しめ縄を飾り、1年間の無病息災を祈った。
神縄座は荒木、禅定寺、岩山、糠塚、老中の町内5地区に伝わる行事。毎年1月初旬から2月の中旬にかけて各地区で行っている。
禅定寺区では、住民が「隣組」という10件の10集団に分かれ、毎年持ち回りで行っている。組の中でその年の当屋にあたる家でしめ縄が作られる。この当屋が巡ってくるのは100年に1度の大役で名誉とされている。
今年は9番組が当番となり、当屋を務める竹岡弘さん方に男衆が集まった。
この日、用意されたワラは約100束。メンバーらはもち米のワラをほどき、叩きつけるなどして柔らかくした後、三つ編み状に編み込んでいった。編み込み作業は3人が背中合わせにクルリと回転して、わらをしっかりと巻き付けた。
約1時間かけて、長さ約10㍍、太さ約10㌢のしめ縄「大蛇」を完成させた。完成したしめ縄は集落の入り口にあたる「森本橋」たもとのムクの大木に運び、幹にしっかりと巻きつけていった。