地域住民と交流/宇治田原町小・中学校公開
今年の一字「心」を書く森下校長(田原小)

宇治田原町の小・中学校で19日、地域住民や保護者に授業の様子を紹介する「同日学校公開」が行われ、各学校・学年で特別授業や学校行事が繰り広げられた。
このうち、町立田原小学校(森下廣二校長、219人)では毎年恒例の「田原っ子とんど祭り」が開かれた。児童や保護者、町立保育所の園児、地域住民らが集まり、燃え盛る炎を見上げた。
祭りは伝統行事に親しむ新春の世代交流イベントとして5年前から実施。同町郷之口区の老人クラブ「郷寿会」(上田明男会長)の協力で、青竹を組んだやぐらを用意。そこに各クラスの代表が児童らの書き初めを集めてとんどにくくりつけた。
点火に先立ち、全児童から事前に募った「今年の希望の一字」が披露された。森下校長が1・5㍍四方の和紙に「心」の1字を書き初めし、「ハートの町に住んでいる子供たちが考えた素晴らしい文字。心には善となる良い心と、良くない心があるが、善の心を育ててほしい」と呼び掛けた。
郷寿会メンバーの今西利行さんがとんど(左義長)のいわれを紹介し、「今年の干支の方向、東北東にとんどが倒れるとみんなの願いがかなう」と語った。上田会長、PTA本部役員の向井塁子さん、児童会本部役員の黒川芽玖さん(6年)、向山芯くん(6年)が点火を行った。
破裂音を響かせながらとんどが高く燃え上がると、子供たちから歓声が上がった。偶然にもとんどが東北東に倒れ、子供のみならず大人たちもも喜びの表情を見せた。
また、PTAによる豚汁の振る舞いもあり、校庭に笑顔が広がった。
3年生の伊藤紘輝くん(9)は燃え盛るとんどを見て「音(破裂音)が大きくてびっくりした」と話した。また豚汁の振る舞いに中井優里さん(9)は「美味しい」と笑顔を弾ませた。
このほか、宇治田原小学校では書き初め展・焼き物展が行われ、維孝館中学校ではふれあい教室(1年)、まちづくり学習(3年)が行われた。