科学の興味かき立てる/田辺東小で京大出前授業
「錯視」コーナーで驚きの表情を浮かべる児童たち

田辺東小学校(小長谷直樹校長)で5日、京都大学と連携した出前授業が開かれ、6年生44人と5年生34人が、多彩な科学実験に好奇心をくすぐられた。
府教委を介し、京大大学院理学研究科の学術推進部社会交流室と天文学専門家をはじめ、学部生・院生ら約20人が来校。京田辺市内で初となる取り組み。「おもしろ科学体験」「4次元デジタル宇宙シアター」の2本立てで科学の世界に誘った。
体育館には、光や磁石を使った実験、体験ができる13ブースを設け、興味深げにコーナーをのぞく児童たちが、担当学生とやり取り。筒中を棒で押し込みちり紙が引火する「圧縮発火器」、板に付けた小さなビーズに光の屈折が生まれ虹が見える「虹シート」、鉄球を磁石にゆっくりと近付けると弾けるように動く「ガウス加湿器」などの仕組みを、実践を交えながら、分かりやすく説明してもらった。
また、学年交互に鑑賞したシアターでは、専用メガネを掛けて宇宙の変遷を最新ビジュアルでたどった。児童たちが、太陽系、銀河系などを行き来し、時空を超えた旅に胸の鼓動を高鳴らせた。
見え方の不思議を知らせる「錯視」を体感した久米声弥(おとや)くん(6年)は「円がいっぱいの絵は、全部が動いているように見えた」と感嘆の声を上げた。