宇治橋商店街にビジネスホテル/来夏の完成目指す
ビジネスホテルの建設予定地

宇治観光の中心地にある宇治橋通り商店街で、ビジネスホテルの建設が計画されていることが22日、分かった。地上6階建て、49室(シングル、ツイン混在)の規模。来年夏ごろの完成を目指している。
計画地(宇治壱番19‐2)は宇治橋通り商店街の中にあり、本紙から東へ徒歩1分。北は北海道から、南は九州・大分まで「ホテルトレンド」を経営する㈱ハルクニック(大阪府茨木市)が開発を計画している。
現在・駐車場となっている約300平方㍍に鉄筋コンクリート造り地上6階(高さ約20㍍)。部屋はシングル、ツインで合計49室を予定している。大浴場はなし。駐車場は敷地内外に11台確保する。
設計を担当する㈱御堂設計(大阪市西区)は「スタッフは24時間常駐。宇治は観光地である京都と奈良の間にあり、ビジネスホテルだが、観光客がメインになる」と説明。完成時期については「未定」としつつも「現在、地元説明を順次行っている。できれば今年夏に着工したい。工期は1年程度を見込んでいる」とし、東京オリンピック・パラリンピックごろの完成を目指している。
市内は年間約550万人の観光入込客があるが、2016年度の観光動向調査によると、平均滞在時間は3時間34分、1人当たりの観光消費額は4046円。宿泊施設(民泊除く)が約30カ所で、約700人分しか受け入れる容量がなく、日帰り観光を助長している。
京都市内は政府のインバウンド(訪日外国人観光客)推進施策もあって観光客が飽和状態。ホテル建設ラッシュに沸いているが、追いついておらず、宇治の新ビジネスホテルが、京都観光の宿泊困難者の受け皿として期待されるほか、伸び悩む宇治の観光消費額改善にも寄与しそうだ。