定期清掃で快適な散歩道に/宇治・巨椋池干拓地
水路の傾斜面に生い茂る雑草を丁寧に除く

宇治市の巨椋池干拓地の環境保全と幹線排水路美化に取り組む巨椋水辺づくりプロジェクト(辻昌美代表)の定例活動が12日に行われ、ボランティア団体「美しい田園21」の約60人を合わせた約80人が、周辺の雑草を刈り取り、ゴミを拾い集めた。
同プロジェクトでは、地元住民らが、巨椋池の豊かな自然を後世に伝える取り組みを継続。10年以上にわたって毎月、近鉄京都線をくぐる幹線排水路の清掃に努めてきた。
巨椋池干拓田を担当した国交省や農水省、府職員OBらからなる「美しい田園21」も、毎年3月に参加。ほかにも各地で、美しい田園風景を次代に継承するため、耕作に使われてきた水路や棚田などの農地、生態環境などの保全活動を展開している。
初春の陽光を浴びた参加者たちは、幹線排水路のうち近鉄線から西をメインに、雑草を除き、吸い殻や空き缶などのゴミを回収。法面の隙間から顔をのぞかせる草もノコギリ鎌で丁寧に取り除き、約600㍍にわたる美化活動に爽やかな汗を流した。
辻代表は「きれいになり散歩する人が増え、監視の目も増した」と好循環を伝える。