春到来、水辺の〝桃並木〟/宇治・巨椋池干拓地
干拓地の幹線排水路沿いの散策道で開花した桃の花

宇治市槇島町の巨椋池干拓地の幹線排水路沿いで、今年も土手の桃の花が開花した。行き交う人々が、白やピンクに色づいた〝桃並木〟を楽しんでいる。
巨椋池干拓地の環境保全や排水路の美化活動を進める「巨椋水辺づくりプロジェクト」(辻昌美代表)が、近鉄京都線の線路から西を望む土手に苗木を植えた。かつて不法投棄が目立っていた水路が住民参画で改良されたことを契機に、散策道となっている水路右岸の土手を安らぎの空間にする目的。プロジェクトのメンバーの石貫哲也さんが種から苗木を育てた。
植栽から9年。当初4本だった桃の木は約100本となった。昨年の台風21号で約20本倒れたが、見応えある80本が水辺を彩る。
桃並木は春の花見スポットとして地域に定着。近くの紫ヶ丘集会所で地元のボランティアが企画している「むらさき気楽会」の高齢者らも訪れ、春の風情を満喫した。
桃の花は今週末に見頃を迎えそう。