上村氏、リベンジ快勝/京田辺市長選
前回惜敗の無念を晴らし、ガッツポーズを見せる上村氏

新人同士の一騎打ちとなった京田辺市長選挙は21日投開票され、上村崇氏(46)が尾形賢氏(38)=自民・公明推薦=に1733票差を付けて勝利した。12年ぶりに市議選とのダブル選となり、投票率は過去最低だった2015年の前回(48・57%)を約5ポイント上回る53・64%だった。
2月初旬、上村と尾形が相次いで立候補を表明。2015年の前回市長選で候補者を擁立した共産陣営が自主投票を決めた。両者は、告示日前後まで積極的に地域懇談会を開いて、課題の把握、政策の練り上げに努めた。
上村は、1万657票を得るも142票の僅差で及ばなかった前回と同じく「政策集団・超田辺2025」のバックアップを受け、選挙戦を展開。連合が支持するも、既成政党とは一線を画した。選挙期間中にも学生や子育てママとのトークセッション、座談会を取り入れ、市民参画、市民協働を進めるなど30の政策を打ち出し、開かれた行政、市役所改革を訴えた。長年の政治活動で得た支持層を中心にその輪を広げ、前回の共産候補が獲得した約3000票のうちの相当数が上村支持に回ったとみられる。
尾形は、石井市政の継承・発展を掲げ、これまで培った国・府・近隣市町村と連携した施策の実現力をアピール。新幹線新駅を見据えた機能拠点や学研機能の整備、起業家育成をはじめ、預かり保育の推進、医療的ケア児の保育に取り組むと訴えてきた。自民党が後押しし、国会議員や府議がほぼ毎日、応援に駆け付けた。駅立ちやスポット演説などを連携してこまめに行い、政権与党や府とのパイプを強調したが、及ばなかった。
(文中、敬称略)

■新人・久保氏トップ当選/京田辺市議選
定数20に28人が立候補した京田辺市議選は21日に投票が行われ、即日開票された。3期12年ぶりに市長選とのダブル選となり投票率の大幅アップに期待が寄せられたが、2011年の前回(52・36%)を約1ポイント上回る53・65%にとどまった。
自民公認の新人・久保典彦氏が1779票を得てトップ当選を飾った。800票に乗せられるかが当落を分け、初の選挙戦となった共産公認現職2氏と、新人6氏が涙をのんだ。