町産米の吟醸酒完成/久御山
「夢酒くみやま」の完成を祝って盛大に鏡開き

久御山町と老舗蔵元が連携した純米吟醸酒「夢酒(ゆめざけ)くみやま」が完成し、12日から販売が始まった。町制65周年記念の取り組みの一環で、町内の農家が育てた酒米を100%使用した。特産品として定着を図り、町の知名度アップや活性化につなげる。
酒米は京都限定の「京の輝き」。町内の7農家・団体が昨年6月から計約3㌶を作付けし、9月に収穫。清酒「月の桂」で知られる㈱増田徳兵衛商店(伏見区下鳥羽)が、この酒米と質の高い伏流水を使い、50日間醸した。清酒酵母には大阪市立大学大学院・理学研究科が開発した「京の華」を取り入れた。
フルーティーな香りと上品な味が特徴。スッキリとした軽い飲み口で、京料理にも合うという。今後、毎年醸造する。今シーズンは4000本造り、ふるさと納税の返礼品にも加える。酒瓶のラベルの文字は、信貴康孝町長が揮毫した。
12日にイオンモール久御山でセレモニーがあり、関係者が新たな清酒をPRした。
信貴町長は「久御山の農業の発展と振興に寄与するもの。夢酒を飲んで、みんなで夢を語り、楽しんでいただきたい」と挨拶。増田徳兵衛商店社長の十四代目増田徳兵衛さんは「酒造りは米が基本。心から愛する酒ができた」と喜んだ。
続いて、信貴町長と増田社長、生産者らが鏡開き。イオンモールのリカーショップの販売コーナーには長蛇の列ができ、信貴町長が〝トップセールス〟をする中、用意した180本が早々に「完売御礼」となった。先着100人対象の試飲会も行われ、買い物客が香り豊かな味わいを堪能した。
夢酒くみやまは4号瓶で1350円(税込)。購入に関する問い合わせは増田徳兵衛商店℡0120‐333‐632へ。