大人に見守られ、城陽作業所前の国道24号横断歩道を渡る子供たち

大津での幼児死傷事故を受けて、城陽署(大塚照美署長)は24日、青谷保育園(鈴木美湖園長、77人)の園児が日ごろ、散歩コースとしている国道24号横断ルートの安全点検を行い、署員と共に道を歩いた園スタッフ、園児らと情報を共有した。
滋賀県大津市で発生した交通死傷事故は、車同士がぶつかり、散歩中に交差点のスペースで待機していた幼児が、突き飛ばされた車の巻き添えに遭った。
この事故を受け、城陽署が管内の園児が日常的に歩行している散歩コースの点検を実施。同市中樋ノ上の青谷保育園に署員と市職員、城陽地域交通安全活動推進委員、レディース声掛け隊、保護者ら約10人が集まり、年長児18人と鈴木園長、保育士4人が木津川堤防へ向かう散歩コースに付き添い、危険箇所を確認するなどした。
ルートは、同園から西へ進み、JR山城青谷駅北側踏切を渡り南へ。車も通りぬける狭小路や、田んぼを縫う農道を抜け、国道24号に到達。信号を渡り、城陽作業所横から目標の木津川堤防へと向かった。
2人ペアで手をつないだ年長児たちは、わいわいと談笑しながらも、保育士や署員らのアドバイスに従い手を挙げて横断歩道を渡り、車の動きに目を配った。
鈴木園長は「駅の踏切は狭く、待機できる場所がない。踏切を渡ってすぐの郵便局付近のカーブ箇所では、減速せず、走る車をよく見かける」、同署・豊田政志交通課長は「国道24号は事故がよく発生するポイント。散歩ルートは脇道が狭い」など指摘。狭小路に面する公園には年少児らも遊びに行き、木津川堤防には年長児が定期的に散歩しているという。
園帰着後、道路管理者である市職員も交えた検討会を開き、今後に役立てる。同署では他園でのルート点検も検討している。