住民の安心安全へ貢献多大/京田辺の松井ケ丘CATVに感謝状
感謝状を贈られた松井ケ丘CATV受信施設管理組合

田辺署(西村浩二署長)で27日、住民の安心安全な暮らしを守るための警察の広報活動に貢献が大きいとして、京田辺市松井ケ丘CATV(ケーブルテレビ)受信施設管理組合(大崎宏組合長、6人)に感謝状が贈られた。約6年間、地元で自主放送を続けながらも、高齢となった組合員たちの身体状態を察し、残念ながら今年3月末で放送を休止。「何とか放送を続けられないか」との声も日を追うごとに増しているといい、後継者を模索している。
西村田辺署長から警察広報協力団体の感謝状を受けたのは、松井ケ丘CATV受信施設管理組合。2013年、地上波デジタル化の流れを受け廃止された同地域の有線放送のうち、空きチャンネルの利用を打診された松井ケ丘自治会が同組合を立ち上げ、自主放送を始めた。
以来、毎月1回、同署松井ケ丘交番が発行する「交番だより」をもとに5分番組を編集、放送するのをはじめ、特殊詐欺被害から身を守る啓発、痴漢撲滅に向けたキャンペーンなどを掲げたイベントを取材し、動画を放映するなどしてきた。
高齢層の視聴者が多く、当初は、回覧板代わりに文字放送を主体にしたが、定年退職後のボランティアなどで切り盛りする同組合スタッフが積極的に現場に出向いて取材、編集作業に当たり、動画も数多く放映するように。身近なゴミの情報などを含む内容を午前6時30分~午後10時30分まで、約6年間にわたり自主放送してきた。
ところが、寄る年波には勝てず、現在は6人の組合員のうち、最年長は84歳、最年少72歳で、「気持ちはあっても…」「一人が倒れたら立ち行かない」「元気なうちに終止符を」との総意がまとまり、来月中ごろの総会で正式に休止を決議する。
この日、組合員6人が顔をそろえ、西村署長が大崎組合長に感謝状を手渡し、「長きにわたり、交番広報をベースに、特殊詐欺の防犯、警察官の採用など多岐にわたりご協力をありがとうございました」と労をねぎらった。
大崎組合長は「地元のニュースを全面的にやって来た。維持できるようにやっていきたい」と話し、機器のメンテナンスも欠かさず、再開のための準備は怠っていない。3月には市役所で石井市長(当時)からも市の感謝状を贈呈されている。