十二神将 新時代に継承/久御山の田口さん、真多呂人形を寄贈
田口さん(右から2人目)が寄付した表情豊かな「十二神将」の真多呂人形

久御山町中央公民館で伝統的な上賀茂流真多呂人形のサークルの講師を務める田口万知子さん(71)=雅号・真悦葉、栄2丁目=が、町教委に作品を寄贈した。
真多呂人形は、木目込みの伝統技法を施した高級人形。同サークルは公民館の開館当初の時期から活動している。
田口さんが今回制作したのは、鉾や剣などの武器を持って薬師如来を守る12人の護法神「十二神将」。緻密な手仕事から生まれた名作で、西陣の金襴が使用されており、優雅な中に風格が漂う。令和の幕開けと町制65周年に当たり、寄付を決めたという。
飾り棚での展示が望まれていたところ、同町中島の石豊造園土木㈱が製作、寄付した。
田口さんは公民館で山本悦三教育長に作品を寄託し、「町制65年の記念の年にもらっていただけてありがたい。十二神将はそれぞれ表情が違う。箱に入れているより見てもらった方が人形にも良い」と喜んだ。
山本教育長は「令和に素晴らしい伝統文化の継承。飾り棚ともども、大切に使わせていただきます」とお礼の言葉を述べた。