『宇治NEXT』開設/産業支援拠点
宇治NEXTを紹介する山本会頭㊧と山本市長

宇治市と宇治商工会議所が協働して運営する産業支援拠点『宇治NEXT(ネクスト)』の開設セレモニーが3日、市産業会館(宇治琵琶)で行われた。
人口減少や少子高齢化の進行、厳しい市財政状況などを踏まえて市が今年策定した産業戦略(2019~21年度)に基づき開設したもの。市産業振興課9人、宇治商議所事務局13人の22人体制で運営する。
宇治NEXTは市役所、市産業振興センター(大久保町)、宇治商議所に分かれていた各支援制度の相談窓口を一本化したもの。産業会館に来館すればワンストップで最適な支援を受けることが可能。中小企業を中心に約5500ある市内事業所のサポートを行う。
セレモニーで、山本正市長は「市には、お茶や観光、優れた技術を持つ製造業をはじめさまざまな産業の集積があり、海外に知られる宇治ブランド、大都市に近い立地、高速道路や鉄道の交通網など他の地域にはない強みがある。宇治NEXTが市内産業者の拠り所となるよう積極的に支援活動に取り組む。商議所と産業を振興することで税収を上げ、若者の定住を図る宇治モデルを全国に発信したい」と挨拶した。
山本哲治・宇治商議所会頭は「市内企業は人手不足、後継者不足による事業承継問題など企業存続の課題がある。市と手を結び、経済活性化へ互いの力を結集して事業に取り組みたい」と述べた。
事業の大きな柱は、市・会議所の職員が一緒になって行う年間100社目標の企業訪問。新たに作成した支援メニューを掲載した産業支援ガイドブック(市内の金融機関、公共施設等に配布)を携え、企業経営者から課題やニーズを聞き取り、適切な支援につなげていく。
また、市内企業向けのセミナー、異業種交流会等も企画。インターネットを活用した雇用・就労支援なども行い、新たな起業拠点の整備に向けた検討も行う。
なお、宇治NEXTの代表電話はなし。経営支援相談は市産業振興課(産業会館3階)℡39‐9621、もしくは宇治商議所(同2階)℡23‐3101まで。