久御山「町の鳥」制定へ/選定委発足、7月に公募

久御山町は町制施行65周年を記念して「町の鳥」を制定する。町民の地域への愛着を育み、一体感を高めたり、まちの発展につなげたりするのが狙い。有識者と住民の代表者でつくる選定委員会が5日発足し、選定方法などで意見交換した【写真】。町は来月に公募を行い、10月1日に発表する。
町の鳥の制定については、町制施行60周年の2014年に住民の梅川茂元さんが提案。昨年の町議会一般質問でも、内田孝司議長(当時副議長)から要望を含めた質問があった。このほか、梅川さんら町民から今年3月にも再度、町長との懇談で提案が寄せられていた。
役場コンベンションホールで開かれた選定委の初会合では、信貴町長が委員5人に委嘱書を交付した。
委員長に就任した安本義正・京都文教短期大学前学長は「町民に親しみある、歴史文化と関わる鳥が選定されれば」と期待した。
委員の船瀬茂信・日本野鳥の会京都支部長は、町の特徴として、渡り鳥の日本海から大阪湾への通過ルートに巨椋池を干拓した農地が広がっていることを説明。市町村の鳥に関する個人的見解で「その土地を代表して親しみがある」「その鳥を観察することで住民に自然に対して関心を持ってもらえる」「その鳥を保護することで地域の自然保護に役立つ」などを挙げた。
公募方法について委員から「鳥の名前は意外に分からない」と指摘し、子供も応募しやすいよう、鳴き声や形の特徴などの記載も意見に含めるよう提案した。
町は、町の鳥を7月1日から公募。選定委は寄せられた案を参考に意見交換し、町長に答申する。町の鳥は、10月1日の町制65周年記念式典で発表される。
選定委の委員は次の皆さん。
▽委員長=安本義正(京都文教短期大学前学長)▽副委員長=片岡清嗣(町民代表)▽委員=金子明雄(京都花蓮研究会副会長)、船瀬茂信(日本野鳥の会京都支部長)、梅川茂元(町民代表)