ホワイトコーンの畑に集う「アグリシップくみやま」のメンバーたち(左から小嶋さん、村田さん、大西さん、吉川さん)

久御山町の農家グループが、みずみずしいフルーツのようなホワイトコーンの栽培に取り組んでいる。甘み豊かな白い粒が詰まった逸品を25日ごろから出荷する予定。メンバーたちは「おいしいものを届けたい」と張り切っている。
村田正己さん(43)=北川顔=と小嶋直樹さん(47)=相島=、大西博也さん(45)=森=、吉川和孝さん(39)=坊之池=でつくる「アグリシップくみやま」。
これまで村田さんがマーケティングの中心となり、個別にホワイトコーンを手掛けてきた。「パールコーン」のオリジナルブランドで出荷し、京阪神のスーパーや飲食店などから注文が相次いだほか、町のふるさと納税の返礼品にもなるなど人気が上昇。昨今の農業情勢の変化を踏まえ、より良質な商品を市場に安定供給したり、互いの技術や情報の交換をスムーズにしたりできるよう、栽培から4年目の今年にグループ化した。
マンパワーが増強され、作付面積も拡大。春先に種をまき、期待した雨量こそ得られなかったものの、順調に生長した。過去の成功・失敗体験から施肥のタイミングや収穫適期などを分析し、蓄積してきた独自のデータが畑の〝肥やし〟に。今シーズンは前年比1・4倍の9万本の出荷を目指す。
メンバーたちは定期的に勉強会を開くなど研究熱心。村田さんは「仲間でやること」のメリットを挙げ、「農業情勢の変化は速い。常にチャレンジする気持ち。ホワイトコーンは次の一手につながる」と話す。