楽しい遊具ができたよ/宇治の公立保育所
完成した小屋に入って喜ぶ園児たち(木幡保育所)

市の木材資源を活用して施設の充実に役立てようと、宇治市の公立保育所(7カ所)に勤務する用務職員が、間伐材を使った用具製作を毎年行っている。各園の用具は今月中に完成見込みだという。
材料の間伐材は1月ころ市有林で切り出し、製材所で半割にしてもらう。新学期を迎えるころから木材の加工・組み立てを始め、夏前に仕上げている。2003年から始まり、今年で17年目となる事業で、予算で賄えない部分を職員たちの協力でカバーしている形。
4月から今月にかけ、職員らが小倉双葉園保育所(同市小倉町)に週1回程度集まり、通常の業務の合間をぬって共同で製作。これまでにテーブルやおもちゃ棚などを手掛けており、今年も各園から小型アスレチックや花壇の土留めなどの要望があったという。
今月18日には、木幡保育所(神谷美津子所長)に職員ら9人が集結し、玄関近くのウッドゲートと、ごっこ遊びを楽しめる丸太小屋の完成作業に入っていた。神谷所長は「希望通りの物を作っていただいて大変ありがたい」と感謝の言葉を述べた。
同保育所の用務職員、島村浩郎さん(33)は「園での仕事と並行するので忙しいですが、子どもたちのためになればと思って作っています」と笑顔を見せた。