木で火起こし体験/井手町立多賀小
まいきり法による火起こしに挑戦する子供

井手町の小学生が3日、同町立多賀小学校(多賀内垣内)で、木をこすり合わせる「まいきり法」による火起こしを体験した。地域の子供たちにさまざまな体験・学習活動を提供する「きらきらランド」(同運営委員会主催、町教育委員会社会教育課共催)のプログラム。1~6年生24人が参加した。
講師は、府立山城郷土資料館の細川康晴資料課長ら。初めに細川さんが「人間以外の動物は火を起こせない。昔の人がどのように火を付けていたか体験してみよう」と話し、コツや注意事項などを説明した。
まいきり法は、ひもと腕木の作用で心棒を回し、火種を作るもの。摩擦により、心棒の先端を当てた火きり板の溝に木くずがたまり、種火がともる。
子供たちは心棒が溝から外れないよう回し続けることに苦労。煙が上がると、順番待ちの子らから「わあ!」と歓声が上がった。サポートの大人が種火を麻綿でくるみ、子供が息を吹きかけると一気に炎が上がった。
火起こし体験の後は、七輪の炭火で餅を焼いた。火との関わりを実体験するプログラムとなった。