夏に幻想の水上絵巻/宇治川の鵜飼が開幕
巧みな追い綱さばきで鵜と妙技を繰り広げる女性鵜匠の沢木さん

夏の風物詩「宇治川の鵜飼」(宇治市観光協会主催)が6日、府立宇治公園周辺で始まった。かがり火のあかあかとした炎が夜の川面を照らし、観光客が幻想的な水上絵巻に酔いしれた。
宇治川の鵜飼は平安期の蜻蛉日記にも登場する伝統漁法。今シーズンは河川の増水の影響で中止が続き、当初予定から5日遅れて開幕した。
女性鵜匠の沢木万理子さんが、古式ゆかしい風折れ烏帽子と腰みの姿で鵜舟へ。5年前に国内初の人工ふ化で生まれた「ウッティー」を含む6羽の鵜と息の合った追い綱さばきを披露すると、観客から拍手が沸き起こった。
9月30日(月)まで。増水や荒天時などを除き毎夜行う。観光船の料金は貸切船が10人乗り2万7500円から。乗合船は▽大人=2000円▽小学生=1000円。問い合わせは市観光協会℡23‐3334へ。