第101回『全国高等学校野球選手権・京都大会』2・3日目。1・2回戦計12試合が行われ、地元球児が夢の舞台を目指して白球を追いかけた。
8日のあやべ球場第2試合は西城陽VS田辺の地元対決。今春、乙訓から異動の染田賢作監督率いる西城陽が、序盤の劣勢を跳ね返し、初陣を飾った。
西城陽は2‐4で迎えた7回表、長谷川和哉のタイムリーで1点差とすると、吉田健介が外角の真っ直ぐを逆らわずにレフト線へ弾き返し同点。さらに松本一希が、ライトへの犠牲フライで決勝点を叩き出した。
エースが2回4失点で降板するまさかの展開にも動じず、2番手の横川竜之進が勢いづいた田辺打線の勢いを削ぎ、井上周汰が1年生とは思えない度胸満点のピッチングでねじ伏せた。
一方の田辺も見せ場を作った。1、2回に巖拳心、安宅託久洞、中島一斗がタイムリーを放ってチームに勢いをつけると、先発の稲内美天は、足をつるアクシデントで6、7回のマウンドを譲ったものの、緩急自在の投球でしっかりとゲームメーク。しかし一歩及ばず、4年ぶりの初戦突破を目指した夏が幕を閉じた。

西城陽継投 宇治トリオ

全国高校野球選手権京都大会3日目。西城陽は「宇治トリオ」の継投で勝利を収めた。
先発の井上紘汰(3年)、リリーフ横川竜之進(2年)、セーブを決めた井上周汰(1年)は、いずれも宇治コンドル~宇治中学校出身。紘汰と周汰は兄弟だ。

3年ぶりの頂点へ 翔英が快勝発進
城陽、廣学館は延長戦で涙 すばる本塁遠く

このほか京都翔英は、プロも注目する先発の遠藤慎也が6回1安打、2番手の今井大志が3回ノーヒットピッチングを披露。桃山打線にスキを与えず6‐0で快勝し、3年ぶりの甲子園を目指して好スタートを切った。
一方で、南丹と対戦した城陽は、布施魁陸のホームランなどで初回の4失点を跳ね返したが、その後は勝ち越し点が奪えず、延長11回に力尽きた。
強豪・東山に挑んだ京都すばるは本塁が遠く、無念の初戦敗退となり、京都廣学館は大量7点リードを守り切れず、京都両洋に延長12回サヨナラ負け。野球の怖さを知る悔しい夏となった。

ホームラン

大会2・3日目。計12試合が行われ、次の4選手が本塁打を放った。
鈴木遼(京都翔英)、布施魁陸(城陽)、髙尾陽生(大江)、公庄勇斗(京都両洋)

大会2・3日目の結果

《1回戦》
京都翔英  100021101=6
桃 山   000000000=0

鴨 沂   02020000=4
海 洋   31012004x=11
(8回コールド)

洛 星   0010103001=6
大 江   3000200000=5
(延長10回)

京都すばる 000000000=0
東 山   10011001×=4

洛 西   100001332=10
東舞鶴   000000300=3

城 陽   00220000000=4
南 丹   40000000001x=5
(延長11回)

京都成章  000120101=5
京都工学院 000000100=1

網 野   000000000=0
西舞鶴   00001000×=1

京都廣学館 022510000000=10
京都両洋  201006010001x=11
(延長12回)

《2回戦》
龍谷大平安 1320010=7
花 園   0000000=0
(7回コールド)

加悦谷   000000000=0
日 星   30000102×=6

西城陽   100010410=7
田 辺   130000000=4