梶村さん(左から4人目)らのアドバイスでアクセサリーづくりを楽しむ子供たち

遊びもOK、宿題もOK、子供たちの「やりたいこと」を応援します―そんな「子ども自主活動室」が、文化パルク城陽で始まった。子供たちに自由に使える場所を開放し、体験や宿題などをできるスペースとして活用してもらいながら、世代や学校を超えた活動を通じ、地域の支え合いや知恵を伝える場を目指す。今後、小中学生対象に毎月第2・4水曜日に開催する。
新たな試みは、城陽市内の地域団体のつながりを有効活用し、子供から高齢者まで巻き込む事業を企画開催してきた「子どもからお年寄りまでをつなげるプロジェクト実行委員会」(梶村惠子委員長)が取り組む。運営費に府の補助金を充てた。
放課後に小学校で遊ぶことができる時間の縮減や、中学生の部活動休止日などもあり、文パルに遊びや宿題をするスペースを求めて来館する子供も多いという。
そこで、市民活動に携わる団体が主体となった同プロジェクト実行委員会は、地域の団体や住民が得意としている力の活用に着目。それぞれの持ち味を生かし、放課後の子供たちに支え合いや生活の知恵を伝える場の開催を計画した。
1回目のこの日は児童約20人が参加した。洗濯のりとホウ砂水をかき混ぜるスライム作りや、アクセサリーの装飾を和気あいあいと楽しんだり、グループで宿題をしたりした。
実行委員長の梶村さん(71)は予想を超える来場者数に驚き、「みんな生き生きしている」と手応え。「『自然体』を受け止めてくれる大人がいることが大切。悩みや思ったことを、子供たちが面と向かって言えなくとも、自然に言葉で発することができる場にしたい」と話した。