国境超え城陽で友情/日韓親善少年サッカー
サンガタウン城陽で記念撮影に収まる日韓両国の選手と役員ら

韓国から来日中の大邱(テグ)広域市内最強の少年サッカーチームと、城陽・宇治・木津川市の小学6年生選手でつくるFC「SAKURA」との日韓親善少年サッカー大会が20日、サンガタウン城陽で開幕。両国のジュニア選手が熱戦を繰り広げ、ピッチ内外で国境を超えた友情を育んだ。
花園初等学校の選手15人は、大邱市蹴球協会の金聖烈会長らの引率で、19日に来日した。
ホストチームのSAKURA(平田研一代表、高山毅監督、小森田雄介コーチ、吉岡颯志主将)は選手16人が登録。初日に文化パルク城陽内のレストラン「星待ちキッチン」であった歓迎会で、両チームの選手たちは早速、和気あいあいと打ち解けた。
交流試合は今年から、学童サッカーで主流の8人制に変更し、25分ハーフで練習成果をぶつけ合った。開会セレモニーでは名塩匡・日韓親善蹴球交流実行委員長らが挨拶した。

激しく競り合うSAKURAと花園初等学校の選手たち

SAKURAは1試合目、吉田拓登選手(宇治翔FC)が逆サイドからGK頭上を越える山なりのシュートで先制し、勝利を引き寄せた。2試合目も全員で巧みにボールを回しながらゴールに迫ったが花園初等学校も譲らず、0‐0の引き分けとなった。
日本勢の久しぶりの勝利に、吉岡主将(FCソルセウ)は「うれしい。次の試合では賢く守り、賢く攻めて、圧勝したい」と意気込んだ。
試合後、韓国のサッカー少年たちは前日に続いてSAKURAの選手宅にホームステイ。ソルセウのホストファミリーは、「友愛の丘」で宿泊プランを立て、日韓交流を深めた。
城陽市内での日韓親善事業は、1983年夏に入洛していた半夜月小学校の選手団に、京都城陽サッカークラブ少年団の故・安村治代表が交流試合を呼び掛けたのを契機に始まった。中断期を経て、日韓親善交流に取り組む「さくらとむくげの会」(高山和己会長)などの尽力で2009年夏に再開し、今回は通算35回目。韓国の選手団は22日に帰国する。