意思疎通し、施策に生かす/京田辺で市民みらいミーティング
輪を描くように座って懇談する上村市長と、母親、子供たち

上村崇京田辺市長が市内各地に出向き、テーマごとに関わりの深い人たちと対話する「市民みらいミーティング」が27日、JR松井山手駅前にある地域子育て支援センター松井山手で行われた。4月に就任以後、意欲を示していた取り組みの初回は、就学前の子供を持つ母親たちに参加を募り、保育などの子育て環境と課題について率直に語り合った。
上村市長が目指すオープンな市政運営、市民との情報共有に向けた施策の一環として、市民とテーマごとに懇談する「市民みらいミーティング」を毎月、実施する。
第1回は「子育て環境(保育サービス)の充実について」をテーマに、就学前の子供を持つ市内の在住・通勤者を対象に公募し、10組が参加。3カ月の乳児を最年少に、4人きょうだいなどの子育てに日々、奮闘する母親と子供たちの掛け声や熱気にあふれた。
はじめに上村市長が「子育て支援は、最優先課題。他のまちでこんなことをやっているけど、京田辺は?などいろいろと聞かせてほしい」と挨拶し、車座になった参加者が順に自己紹介。お母さんの膝の上に座っていた子供たちも自由にホールを動き回る和やかなムードの中、活発な意見交換が始まった。
「毎日、子育てに奮闘している大変な中、こんな良いところがある、とかの情報がほしい」などと狙いを述べた参加者はその後も、日常生活で感じることを盛んに披露。「市は保育士の募集をするが、任期付きで、正職員募集はなかなかない」と改善を求める声に上村市長は「すべてを否定しているわけではない。任期3年まで、まず頑張ってほしい。その間にいろんなことが起きる。(評価につながる)」と応じた。
保育無償化について、自らも保育士の参加者は「独身で子供もいない頃は休日でも保育のことを考える懸命さがあった」と振り返り「無料にするくらいなら、保育士の給料増に充てて」と発言した。
第一子を産んだ際、母らの出会いの場があり、民生委らのサポートも充実している―などと市の現状を一定評価。「買い物に行く施設に遊具を備えたスペースがほしい」などの意見に賛同が多かったほか、土曜保育の平日並みの時間延長、「加害者にも被害者にもさせない、教育のプログラムを学校に取り入れてほしい」など防犯に関する要望もあった。
次回は8月9日(金)、市役所で高校・大学生参加のワークショップを開く。午前9時開始(2~3時間)。定員は約10人。応募者多数の場合は抽選し、全員に結果を通知する。申し込み、問い合わせは市企画調整室℡64‐1310まで。