汐見明男氏が無投票で7選/井手町長選
支援者や西脇知事らとバンザイをする汐見明男氏(前列左から3人目)

任期満了に伴う井手町長選は6日、告示され、無所属で現職の汐見明男氏(71)のほかに立候補の届け出がなく、汐見氏が無投票で7回目の当選を果たした。これで、同町長選は4期連続の無投票となった。府選管によると、7選は府内の市町村の現職首長として最多の当選。
汐見氏は、先の6月定例町議会で立候補を表明。7月29日に記者会見を行い、「人口減少が一番の課題」としてJR奈良線の全面複線化を目指した要望活動やJR山城多賀駅前への商業施設誘致、町主導の宅地開発などの政策を発表した。
「無投票当選」の一報が陣営に届いた午後5時過ぎ、同町多賀東北河原の選挙事務所近くの広場に支援者や近隣市町の首長、西脇隆俊京都府知事、地元選出の代議士らが次々と集まった。
大きな拍手に迎えられた汐見氏は壇上に上がるとまず、「これまでの町政と実績を住民が高く評価してくれたことが無投票につながった」と感謝を述べた。7期目については、「町にとって、これから数年がまちの将来を左右する重要な時期」と示した上で、「まちの主人公は住民、公費は1円たりとも無駄にせず最小の経費で最大の効果を上げる、ガラス張りの町政」と3つの基本姿勢を改めて強調した。また、「府知事や国の関係者に応援していただき、しっかり事業を進めたい」と意気込んだ。さらに、出馬を決意する前に健康診断を受けたことを紹介。「どこにも異常がなかった。しっかり仕事を進められる」と支援者らに笑顔を送った。
多選の指摘については報道陣の取材に、「住民の期待に応えるには経験があった方がいい。信頼を裏切らないよう頑張る」と話した。

■町議補選も〝無風決着〟/奥田俊夫氏 歓喜の初当選
町議1人の死亡に伴う井手町議会補欠選挙も6日に告示され、無所属新人の奥田俊夫さん(55)のほかに立候補の届け出はなく、奥田さんが無投票で初当選を果たした。