若者のデザイン実用化/城陽
マイクロバスのラッピングデザインを提案する学生たち

まちの情報発信やイメージアップに向けて学校法人瓜生山学園「京都芸術デザイン専門学校」=京都市左京区北白川=と官学連携協定を結ぶ城陽市は7日、市福祉センターホールで、名刺デザインとマイクロバスラッピング事業に向けた学生によるプレゼンテーションを行った。
城陽市と同専門学校は、2015年度に市ホームページのデザインや市PR冊子の作成で官学連携を図り、翌16年度は「読みやすく、分かりやすい広報紙」作りのほか、連携協力協定を締結した。
さらに17年度の市制施行45周年記念市勢要覧「表紙・レイアウト」、「企画ページ」と「お茶の京都・食の祭典PRポスター」、そして昨年度は、市内「案内看板」統一デザインと「庁内案内サイン」の提案を受けた。
今回は、同専門学校ビジュアルデザインコース2年生62人を、2班に分けて「名刺班」と「ラッピング班」を編成。4月24日に市職員が同校を訪れ、オリエンテーションに参加し、城陽市の概要などを説明。5月29日には、学生らが市内を訪れ、文化パルク城陽やロゴスランド、木津川河川敷の浜茶の風景などを見て回った。
この日のプレゼンには、『名刺デザイン』に13人が「1人4分」、『マイクロバスラッピング』に10グループ(33人)がそれぞれの作品に込めた思いを、奥田敏晴市長、今西仲雄副市長、荒木正人理事、高真理子・商工観光課主任専門員に猛アピールした。
講評に立った奥田市長は「名刺デザイン、マイクロバスのラッピングデザインを考えるに当たり、城陽市のことを随分、調べていただいたなあと思いながら、プレゼンを聞いていた。わずか3カ月で、ここまで完成度の高いものを見せていただいたこと、我々行政の職員だけでは思いつかないような斬新なデザインが随所に見られたことに感動しております」と、同校学生の頑張りを絶賛した。
今後、名刺デザインは5案、マイクロバスのラッピングデザインは1案に絞り込み、若干のアレンジを加えたあと、今年度中に実用したい方針だ。
参加生徒のうち、名刺デザインを提案した瀨川優さんは「今回は、働く大人の人で、しかもデザインに関わっていない人に聞いていただくということで、とても緊張しました。しかし、話をしっかり聞いて下さり、とても話しやすかった。また、返ってきたコメントが勉強になりました」とコメント。
また、マイクロバスラッピングのデザインを提案した城陽市で生まれ育った高野令菜さんは「自分たちが関わったデザインのバスが走ると思うとワクワクします。ぜひ、選ばれたいと思って、精一杯頑張りました。自分たちの思いを出し切れました」と感想を述べた。