ようこそ!メダカの学校/宇治の田中さん
水槽内でしなやかに泳ぎ回るメダカに子供も熱い視線

20種1500匹以上のメダカを育てている宇治市広野町の田中鉃郎さん(66)が8~10日の3日間、市生涯学習センターでメダカの写真を紹介した。最終日の10日にはメダカの水槽も展示し、来館者が熱い視線を注いだ。
田中さんは退職後、校区の小学校長から黒メダカをもらったのをきっかけに、メダカの飼育を始めた。3年前から自宅のメダカを市内の小中学校へ贈っている。
メダカの寿命は2~3年と短いことから「一番輝いている時に写真を撮ろう」と思い立ち、さまざまな姿を活写。子供たちにメダカに興味を持ち、飼育を通じて命の大切さや豊かな心を育んでもらおうと写真展を企画した。

田中さんからメダカの魅力をアドバイス

市内の学校に配ってきた「鉃のメダカの学校(メダカフォト日記)」の創刊号から最新の第19号まで展示。写真では、有名どころの「ダルマメダカ」、光沢が美しい「幹之(みゆき)」や朱色の「楊貴妃(ようきひ)」といった多彩な品種を紹介した。
会場の水槽内には、体色が黒に近い「ブラックメダカ」や背中が光る「夜桜」など10種ほどが優雅に泳ぎ、ひとときの涼をもたらした。
田中さんは「メダカはかわいい。見ていると癒やされる。一生懸命育てたら応えて、エサをやっていると気持ちが通じる」と表情を和ませた。