雄・雌獅子、裃姿の行列/城陽・水度神社の神幸祭
「頭がよくなり、健康に」雄・雌獅子に頭を噛んでもらう幼児と母親

城陽の街中に秋祭りシーズンの到来を告げる同市寺田、水度神社(水田清比古宮司)の神幸祭が30日に執り行われ、寺田のメーン通りである府道内里城陽線を雄・雌獅子や裃姿の宮総代、地元自治会正副会長、氏子総代、地元3小学校の児童ら総勢150人が練り歩いた。
俗称〝傘祭り〟と言われるほど雨が降ることが多い『9月30日』だが、今年は曇天ながら無事に開催された。寺田・寺田南小と寺田西小の一部(乾城地域)に住む5、6年生約70人が学校の授業を早く切り上げ、ハッピ姿で元気良く、みこし巡行に加わった。
裃姿の宮行列には、地域住民はもちろん、地元に住む市職員も積極参加し、祭礼の継承に協力した。
午後2時前、ふれ太鼓を先頭に宮行列は、近鉄寺田駅東側・JA京都やましろ城陽支店前からゆっくりと出発。氏子総代(本城保会長、10人)らが取り仕切る中、市役所北側へと伸びる府道上狛城陽線を東方面へ練り歩き、水度神社境内へ向かった。
その途中、行列の先頭を歩く雄・雌獅子は、母親の胸に抱かれ、沿道で待つ幼児らの頭を「ガブリ」と噛み、両親や祖父母らが「頭がよくなり、健康で過ごせますように」と祈る光景が繰り広げられた。
あす2日には還幸祭が行われ、同じく御旅所と水度神社を、みこし巡行が往復するが、台風接近で、現在のところ『曇り時々雨』の天気予報。再び、子供たちの歓声が寺田の街中に響くよう、地域住民からは「何とか天気がもってほしい」との願う声が聞かれた。
なお、国の重要文化財である水度神社「本殿」の37年ぶりの改修は、10月末で完了。11月10日(日)には御神体を遷す「本殿遷座祭」が行われる予定。