未来へ力強く/久御山町制施行65周年
信貴町長が町の鳥「ケリ」を発表

久御山町は1日、町制施行65周年記念式典を役場コンベンションホールで開き、町民や来賓らが節目を祝った。信貴康孝町長は「次の70周年に向けて、住民の皆さまと力強い一歩を踏み出したい」と決意。町が制定する「町の鳥」がケリに決まり、町長が発表した。
同町は1954(昭和29)年、佐山村と御牧村が合併して誕生した。前年9月の大水害で甚大な被害を受け、財政再建団体からの船出。その後、1966(昭和41)年に国道1号が開通、地の利を生かした計画的なまちづくりで企業立地が進み、今では自主財源に恵まれた町として国の交付税を受けない府内唯一の「不交付団体」を48年連続で維持する。9月1日現在の人口は1万5960人(男性7909人、女性8051人)、7080世帯。
式典には舟本浩副知事や地元の国会・府議会議員、近隣首長ら約220人が参加し、町歌を斉唱した。
信貴町長は式辞で「『令和』の新時代が始まった記念の年に65周年を迎えることができ、大きな喜び」と語り、町の歩みを紹介。「『次代に誇れる我がまち久御山』の創造へ、第5次総合計画でまちの将来像に掲げる『つながる心・みなぎる活力・京都南に〝きらめく〟まち―夢いっぱい・コンパクトタウン・くみやま』の具現化に職員一同で全力を傾注する」と誓った。
内田孝司町議会議長の挨拶の後、信貴町長が自治功労者と産業優秀技能功労者、篤志者ら17人を表彰。議会や福祉、教育、文化、スポーツ、消防、ボランティアなどの分野で活躍し、町の発展に貢献した78個人団体に感謝状を贈った。
続いて、西脇隆俊知事の祝辞を舟本副知事が代読した。

■「町の鳥」ケリに決定
一方、「町の鳥」の制定は、町民の地域への愛着を育み、一体感を高めたり、まちの発展につなげたりする目的。
町の公募に217件、47種が寄せられ、有識者と住民の代表者でつくる選定委員会が協議してきた。ケリは応募の中で最多。巨椋池干拓田に関わりが深いこと、生育地が優良農地としての指標となる環境指標鳥であることなどから決まった。
式典では、会場で鳴き声を音声で紹介した後、ケリの写真を公開。信貴町長は「皆さんに知ってもらい、親しんでいただける機会をつくりたい」と話した。