本当の強さを求めて/明珠学園35周年・京都翔英高25周年
校技である少林寺拳法の熱き演武で幕を開け、美しい歌声が彩を添えた記念式典

宇治市莵道大垣内の学校法人「明珠学園」創立35周年・「京都翔英高等学校」開校25周年を祝う記念式典が11日、京都ホテルオークラで開催され、「本当の強さを求める」という原点に立ち返った。
明珠学園は1984年1月に認可を受け、同年4月に京都少林寺高等専修学校が開校。94年には昼間定時制課程・単位制高等学校となり、京都翔英高校として新たなスタートを切った。
そして、97年に男女共学となり、2003年には全日制普通科高校に移行。この間、校舎や体育館などの拡充を図り、12年には全国的にも屈指の規模を誇る第2グラウンドが白川に完成。ここをホームにする硬式野球部は13年に選抜、16年には夏の「甲子園」出場を果たしている。
また、現在ではスポーツ、芸術、情報など多彩な教育類型があり、国公立・難関私学を目指すスーパーソフィアも成果を発揮。不登校傾向にあるが学習意欲が高いという生徒を対象にした特別プログラム・FAクラスも各方面から注目されており、来年度には文化を融合させた語学専門の「CBE系」を新設する。
ここまで5年スパンで施策展開を図ってきた同学園の創立35周年記念式典は、校技である少林寺拳法の演武で幕を開け、秋季京都府高等学校野球大会を制して近畿大会に挑む硬式野球部員とともに校歌を斉唱。アカペラグループ「クイーンズ・ティアーズ・ハニー」が美しい歌声で彩りを添えた。

堤清彰理事長・学校長が強き思いを語る

式辞では堤清彰理事長・学校長がここまでの歴史を振り返るとともに「弱い自分、前に進めない自分、変わりたい自分から始まった本校の教育プログラムは具体化された」と自負。
「自信、勇気、行動力を身につける教育は本学園の校是(こうぜ・根本精神)であり、その原点は本当の強さを求めることである。今までの自分に勝つための精神強化と変化の力が、この先の未来での自己実現を図るものである」と、その強き思いを伝えた。
このあと、西脇隆俊知事、安藤裕衆院議員、京都私学振興会の藤林昭一理事長、京都府私立中学高等学校連合会の北村聡会長らが祝詞を添え、35周年での『ここまでの成長』をたたえ、少林寺拳法グループの宗由貴代表は「この拳法の目的は人づくり、教育である。そのための手段が、この武道であります」とアピール。
第2部の祝賀会では二之湯智参院議員が「発展への強い信念」に敬意を表し、学園のさらなる成長に向けて、和やかに歓談の輪が広がった。