世界一流の旋律に大拍手/城陽でエンドレさんら迎えコンサート
4園の代表園児から花束を受け、童謡「ふるさと」に聞き入るエンドレさんと田中さん

城陽市私立保育園連盟(石田實会長)は7日、文化パルク城陽ふれあいホールで、ハンガリーを代表する名ピアニスト、エンドレ・ヘゲドゥシュさん(65)と、京都女子大学大学院教授で声楽家の田中純さん(63)を迎えたコンサートを開催した。
会場には、同連盟加盟の「里の西」「くぬぎ」「清心」「清仁」保育園の4、5歳児約250人に加え、社会福祉法人城陽福祉会が運営する高齢者施設の利用者、一般市民を含め総勢約300人が、エンドレさんが奏でるクラシック音楽や田中さんの歌唱力を堪能した。
世界各国で3500回以上コンサートを開いているエンドレさんは当初、来日の際に高齢者施設「ひだまり久世」などで慰問演奏を催してきた。しかし、一昨年からは、市内の園児に広く優れた音楽に親しんでもらおう―と、同連盟の加盟園に参加対象を広げ、園児たちに優雅なひとときを提供している。
その橋渡し役を務めているのは、里の西保育園の音楽講師・石田陽子さん。エンドレさんとは学生時代にハンガリーにピアノ留学した際に師事した縁、田中さんとは京都女子学園の保護者コーラスなどを通じて知り合い、3人は音楽仲間という。
コンサートの冒頭、ハンガリー語の挨拶「ヨーナポト(こんにちは)」を、園児たちに教え、流暢な日本語で、気さくな人柄をアピール。そのあと、グランドピアノでお馴染みの「トルコ行進曲」や「ノックターン」などを奏で、最後は石田さんとの連弾で「ハンガリー舞曲第5番」を披露。その一曲一曲に大拍手が送られた。
田中さんも見事な声楽でミュージカル調に豊かな表現力を披露した。
質問コーナーでは、園児からエンドレさんと田中さんに「どうしたら、ピアノや歌が上手になりますか」など素朴な質問が寄せられ、2人の音楽家は丁寧に回答。それぞれの園の代表から花束が贈られ、園児たちから童謡「ふるさと」の合唱がプレゼントされたエンドレさんと田中さん。最後はモーツァルトの「トルコマーチ」を演奏。約1時間に及んだ園児たちとの思い出深いコンサートを締めくくった。