武道で「弓道」 心に的中/南宇治中で体験授業
真剣な面持ちで実技指導を受ける生徒

府教委の武道授業推進実践モデル校の南宇治中学校(村上善輝校長)で20、21の両日、全国でも珍しい弓道の体験授業が行われた。1、2年生158人が学年別に参加し、真剣な面持ちで実技に臨んだ。
多様な武道に触れてもらおうと、選択必履修種目の柔道に加え、初めて企画。規律ある技を通じて個を確立したり、命と向き合う姿勢を伝えたりする教育的観点や、三十三間堂の「通し矢」で知られるように京都の文化に根付いている点を踏まえ、弓道を選んだ。
府弓道連盟の地元関係者が弓道の作法や射法、危険防止策など初歩からアドバイスした。
21日には、スポーツ庁や府・市教委の担当者が2年生の授業を視察した。生徒たちはひもを使って、弓を構えて両腕をしなやかに上げる所作や姿勢などを確認。実技では、連盟関係者の指導で至近距離の霞的に矢を放ち、体育館に「パーン」と豪快な的中音を響かせた。
宮澤星夢さんは「とても楽しい。ミスで飛ばないこともあったので、次はできるようになりたい。礼儀作法を覚えるのに時間がかかるけれど、頑張って練習したい」と話した。