フナの赤ちゃん 元気で!/宇治川に稚魚6000匹放流
笑顔で宇治川にフナの稚魚を放流する園児たち

宇治市内のこども園や保育園の園児と宇治川漁業協同組合(澤田章治代表理事組合長)の組合員が3日、宇治川にフナの稚魚約6000匹を放流した。
同組合が、宇治川の環境保全の一環で毎年行っている事業。地元の川の魚について知り、河川環境を考えてもらう機会づくりに初めて、園児の体験学習を企画した。社会福祉法人宇治福祉園(杉本一久理事長)が運営する「みんなのき三室戸こども園」「みんなのき黄檗こども園」「Hana花保育園」の年長児87人が参加した。
会場の宇治川右岸の丸山浜で、市民団体「京の川の恵みを活かす会」の竹門康弘さん(京都大学防災研究所水資源環境研究センター准教授)が「フナは大きな淵の、流れの緩やかな所に暮らします。『元気に暮らして』と思って、放してください」と呼び掛けた。
園児たちは、この日のため組合が岸に特設した魚用の滑り台を使って、バケツに入れた「フナの赤ちゃん」を放流。「いってらっしゃい!」「元気でね!」などと声を掛け、笑顔で川面に送り出した。