新事業に挑戦し続け20年/IDEゆうゆうスポーツクラブ
挨拶する田村運営委員長

井手町の総合型地域スポーツクラブ「IDEゆうゆうスポーツクラブ」(田村喜代一運営委員長)の20周年記念式典が15日、同町立泉ヶ丘中学校で開かれた。これまでの活動を振り返るとともに、出席した約100人が、子供を中心にした生涯スポーツの発展と地域コミュニティ活性化への思いを新たにした。
スポーツやレクリエーション、地域での活動などを通じて、子供たちが生き生きと輝ける場を提供している同クラブ。運営委員15人を中心に多種多様な活動を企画・運営しており、同町体育協会加盟クラブの指導者、スポーツ推進委員らがサポートしている。
1999年10月に発足。名称には町名のほか、Idea(アイデア)、Dream(夢)、Enjoy(楽しみ)の頭文字から「常に斬新なアイデアを持って楽しみながら夢を実現させる」との思いを込めた。
活動は月に2回程度、土曜の午前中をメインに行っている。野球やバドミントンに加え、子供たちに〝飽きさせない〟工夫を凝らしており、随時ニュースポーツも実施。毎年のスキー合宿のほか、山や海へのアドベンチャーといった宿泊イベントも。グラウンドゴルフなど多世代交流も盛んで、スポーツクラブとしては例が少ないふるさと農園活動も行っている。
大人も加入できるが、現在は小中学生の86人が在籍。同クラブで少年時代を過ごした人が大人になって運営委員をしている例もあり、郷土意識の醸成にもつながっている。
記念式典で、田村運営委員長は「課題を抱えながらの20年。町内外の関係団体のご理解、ご協力に感謝申し上げる。これからも歴史と伝統を守り、より活動を充実させ、自然豊かな素晴らしいまち・井手に住んで良かったと思えるような取り組みを進め、若者のリーダー育成に努める」と挨拶した。
来賓の汐見明男町長は「団体活動は発足から数年は活発だが、5年、10年と経つとスタッフが減り、休眠や解散となるケースが多い。20年間、新事業に取り組み、毎年活発に活動され、驚きとともに感心している」と祝辞。府文化スポーツ部の古川博規部長、町議会の岡田久雄議長(代読)も活動を称えた。

プロの打球を披露する女子選手

会場には初代運営委員長の奥西康人氏、そして亡くなった2代目運営委員長の村田忠文氏の家族も招かれ、労をねぎらった。
式典終了後、記念スポーツ教室が開かれ、日本女子プロ野球「京都フローラ」に所属する厚ケ瀬美姫内野手、田中亜里沙外野手、白石美優外野手がプロの技術を伝授。バッティングのデモンストレーションでは、プロの打球を披露した。