「歯と口の健康」発表会/城陽市立古川小
会場には歯と口についての様々な取り組みを展示

来年度まで2カ年の研究指定校である城陽市立古川小学校(田中保美校長)で17日、「生きる力をはぐくむ歯・口の健康づくり推進事業」の第1年次発表会が開かれ、校長や養護教諭、PTA関係者ら約40人が講演などに聞き入った。
府内で唯一、指定を受ける同校では、以前から歯と口の健康に関する取り組みを重視。児童会とPTA共催の「古川まつり」(11月20日)では、丸橋歯科医院と京都歯科医療技術専門学校の講師が手ほどきし、児童たちは、口の中を顕微鏡でのぞいたり、正しい歯の磨き方を学んだほか、研究授業や、鼻呼吸を習慣付けるための「あいうべ体操」、ゴボウやジャコを使ったPTA主催の「噛むカムクッキング」、授業参観で親子歯磨き教室を実施するなど活動も盛ん。
はじめに田中校長が開会挨拶に立ち、「児童が、心身の健康の維持増進のために何が必要かを考え、自ら実践していくことで健康な生活を定着させたい」と、家庭や地域と連携しながら進める研究の狙いを強調した。
同校の藤谷郁子教諭、松下信介教諭、梅田妃加露養護教諭の3人が研究発表し、学校歯科医の丸橋幸信さん(丸橋歯科医院院長)が「おさえておきたい 古川小学校児童の・健口(けんこう)づくりについて」の題で講演。「虫歯は、熱いものがしみて、冷たいもので痛みがマシになる状態は、かなり進行している」「下の前歯が虫歯になる子は、その後もなりやすい」「歯が落ちても処置可能。根っこからゴシゴシせず医師のもとへ」など〝歯科医あるある〟を挟み、要点を伝えた。会場には、研究成果をまとめた展示も並んだ。