新鮮直売 旬の野菜を/「城陽旬菜市」12周年イベント
感染症対策で、間隔を空けレジに並ぶ人たち

文化パルク城陽南側にある地元農産物の販売所「城陽旬菜市」が今年12周年を迎えた。23日、記念の感謝イベントが開かれた。
2008年に府や市の補助金を受けてオープンしたのが始まりで、会員農家(約50人)が、採り立ての農産物を持ち寄って直売する。商品の脇には生産者の名前が添えてあり「作り手の顔が見える」ことで好評だ。
月1回、新米・サツマイモなど旬の食べ物にちなんだフェアを行っている。この日は、オープン12周年を記念し、トマトやエンドウマメなど季節の食材に加え、果物や野菜の苗なども取りそろえた。
午前9時の開店前に並んでいた人たちが、案内に従ってお目当ての品を探し求めた。感染症対策のため、係が入場制限を行った。
同運営協議会の谷則男会長は「おかげさまで12周年を迎えることができました。安心安全な農産物を提供し、地域に根差した直販所として、これからもご愛顧宜しくお願いします」と呼び掛けた。