大寒までの氷柱(つらら)かな/宇治田原「大滝」

20日は、歴の上では「寒さが最も厳しくなるころ」とされる大寒(だいかん)。地元の景勝地として有名な宇治田原町湯屋谷の「大滝」では、氷柱(つらら)がキラキラと輝いていたが、この冷え込みも週末にかけて一気に緩みそうだ。
大滝は鷲峰山系より溢れる水が集まってできた落差約20㍍の滝。ここからの清流が田原川から宇治川へと続いていく。
上部に奉られている不動明王坐像は水難除けや無病息災にも霊験あらたかとされているが、「つらら」の横では「寒行」をされているようにも見える。【写真】
京都地方気象台によると、20日の最低気温は京田辺観測所で1・3℃。
21日午後からは冬型の気圧配置が緩む予報で、今年の氷柱は見納めになるかもしれない。