ひな人形で南国の風/宇治市植物公園
熱帯果実を巧みに組み合わせた植物公園オリジナルのひな人形

宇治市植物公園で、トロピカルフルーツ(熱帯産の果実)を使ったユニークな〝ひな人形〟が南国の風を運んでいる。
3日の「桃の節句」に合わせた同園オリジナルの作品。
和紙や折り紙、組紐(くみひも)で人形の着物を作り、空のペットボトルに巻いて胴体に。顔はパパイヤやカカオ、ライチ、マンゴー、バナナなど植物園にある果物を紙粘土で作った。

今年は初めてお目見えしたヒョウタンの人形も

赤い毛せんを敷いたひな壇の隣には本物のひな人形も飾った。今年は、職員が手作りしたヒョウタンのひな人形10体の段飾りが初めて仲間入り。ヒョウタンの表面に味わいのある表情や人気アニメのキャラクターなどが描かれており、来園者を楽しませている。
7日(日)まで。期間中、展示会「暮らしに役立つ植物展」を同時開催している。問い合わせは同園℡0774‐39‐9387まで。